子宮筋腫・卵巣嚢腫手術記 (術後5カ月)

サブテーマとして書いていた手術記がいちばん需要があるようなので、

手術のその後の話を書こうと思う。

 

手術後3週間で仕事復帰の予定だったが、

3週間ではふつうに歩くこともまだままならず、

少し動いただけで体力の消耗が半端ではない状態だったため、

「この状態で復帰しても使い物にならん!」と

上司に連絡して1週間延長してもらった。

 

たった1週間だが、その1週間がとても大きく、

比べ物にならないくらいさくさく動けるようになっていて、

(自転車も乗れるようになってた!)

仕事も問題なくこれまでどおりのフルタイムで復帰できた。

 

 体調はというと、すべての筋腫を取りきったわけではないので、

生理痛はこれまでとほぼ変わらずあるけれど、腰痛はかなり改善された。

癖のように頻繁に腰を叩いていたのが、まったくなくなった。

元々症状が重かったわけでもないから、改善もそんなに実感はない。

 

残っている筋腫の育ち具合を見てもらうために、

数カ月に一回病院に通う程度で、特に仕事にも支障はなく、

手術したなんて嘘のように、これまでどおりの日常。

 

傷跡もほんとうに小さくて薄く、こんなので手術できるんだ!と

現代の医療技術には感服。

ただやっぱり気持ち的に傷跡の近くをさわるのはいまだにどきどきして、

お風呂でもそこだけは擦るのを気にしてしまう。

 

今ある筋腫がまた大きくなってしまったらまた手術になるけど、

これぐらいの苦痛・苦労なら全然耐えれることが分かり、ちょっと気楽。

案ずるより産むが易しというけど、経験者にだけ言えることだそれは。

 

私も手術前はすごく不安で、いろんな人の体験記をネットで読み漁ったから、

もし私の書いているものが誰かの不安を少しでも軽減できたらいいなと思う。